南スーダンのカントリコード（ISO 3166-1）が、ISO によって、8月9日に決定されています。2文字による国名コードが SS、3文字による国名コードが SSD、3桁の数字による国名コードが 728 となりました。ISO 3166-1 Newsletter VI-10 (2011-08-09)
早速、世界時計 – 世界の時間と時差の方にも南スーダンの時差と現在時刻を追加しました。
南北スーダンが原油利益の配分を巡る交渉で対立しているという話もあるし、今後いろいろな困難が予想されます。原油のような資源があると、逆に資源関係以外の産業が育たないということがあります。南スーダンには平和な国になって欲しいと思っています。
今日、南スーダン共和国（the Republic of South Sudan）がスーダンから分離・独立しました。独立式典には、国連の潘基文事務総長や、スーダンのバシル大統領が出席します。国連加盟についても、安保理の常任理事国は賛成しており、14日にも総会を開き、南スーダンの加盟を承認する予定だそうです。承認されれば193番目の加盟国になります。日本政府も今日正式承認する予定です。
独立そのものには問題はありませんが、独立後に多くの課題を残しています。南北の境界付近にある油田地帯、特にアビエイ地方の帰属を巡って、南北間の対立が続いています。また、国内でも民族間での主導権争いが激しさを増しているようです。そのため、国連は、PKO部隊として、市民保護やインフラ整備要員として約７０００人と警官約９００人を派遣するようです。南スーダンが平和な国になってほしいと思ってしまいます。