今日、世界の国の数が1つ増えました
2011年7月9日今日、南スーダン共和国(the Republic of South Sudan)がスーダンから分離・独立しました。独立式典には、国連の潘基文事務総長や、スーダンのバシル大統領が出席します。国連加盟についても、安保理の常任理事国は賛成しており、14日にも総会を開き、南スーダンの加盟を承認する予定だそうです。承認されれば193番目の加盟国になります。日本政府も今日正式承認する予定です。
独立そのものには問題はありませんが、独立後に多くの課題を残しています。南北の境界付近にある油田地帯、特にアビエイ地方の帰属を巡って、南北間の対立が続いています。また、国内でも民族間での主導権争いが激しさを増しているようです。そのため、国連は、PKO部隊として、市民保護やインフラ整備要員として約7000人と警官約900人を派遣するようです。南スーダンが平和な国になってほしいと思ってしまいます。